Z32…その215、当時物オーリンズ。-高級ダンパーは腐っても鯛か??-

「いつか使おう、最悪予備の足にもなるし」
と思ってヤフオクに転がっていたZ32用と思われる純正形状オーリンズダンパーを落札したのはもう思い出せないくらい過去のこと…
みんなの教科書ハイパーレブにも出てくる超古典部品ですが、当時のクライムギアやポテンザダンパーが5-6万円のところ18万円という超高級部品でした。(NEW SRは4万円くらい)

まぁとはいえ…オーリンズといえばこの後PCVが出てさらにDFVが出て。
DFVは一度乗せてもらって感動しましたが古いものは構造的には普通のダンパーのはずなので…うーん。ま、気が向いたら使おう!と思って奥の方にしまっておきました。

それから幾星霜。

最近乗り始めたコンバ茶は納車時からエナペタルE-12が入っています、これを最近乗り回しているわけですが純正形状の名門ダンパーも良いものだ、と感銘を受けています。
もちろんエナペタルだとセッティングの妙というか、オーダーのセンスみたいなものもあるのでブランド名で一概にというわけにもいかないとは思いますが、少なくとも今着いているものはかなり良いものです。



となると気になるのがビルシュタインと双璧をなすオーリンズです。
※エナペタルはビルシュタインの部品を使ったサスペンションを作っています。
ここで「あ、そういえば」と熟成を重ねた純正形状オーリンズのことを思い出しました。
とりあえず部品の整理を兼ねて箱を開けて天日干しにしてみて、ちょっと観察してみます。

フロント用は普通にてっぺんに減衰調整がついてます(ただしダイヤルは無い)六角で調整ですね。
いわゆるCリング車高調だと思いますが前は溝が無いような…?
後日伺ったところ前は調整不可ということでバネで合わせるしかないようです。
リア用はブラケットのところに減衰調整がついています。スロープにあげれば回せる…?
私のZは内装を切ってないので逆に良いかもしれません。

バネはBESTEXのバネが着いています。ダウンサスだと思いますが下がりかたは不明です、多分当時ものということを考えると2cmダウン位だと思います。


さて、どうしたものか考えてみますが、とりあえず状態はどう見ても良くないのでOH前提かなと思います。
ということで…以前から気になっていたGARAGE group4さんへ問い合わせてみました。
「古いものなので最悪分解がそもそもできないかも」ということでしたが、
一か八かでOHをお願いしました。実際古いものは固着やサビでどうにもならないものもあるようです。
(もちろん途中で断念の場合もそこまでの手数料はお支払いする前提です。)





と心配をよそにあっさりOHできてしまいました。
オーリンズは内部で使用しているパッキン等の消耗品は代々変わっていないようでそこが無くなるということは無いらしく、無事に開けられて金属部品がダメになっていなければOH自体はできてしまうようです。
この代はブラケットが鉄?ケースがアルミ?で電蝕してしまうらしく「開けられるか」一番のハードルになるようです。
(まぁ当時そんなに長く使うやつはいないだろうという想定か、それまでにOHするだろうという感じなのでしょうか)

また、バネを受けるゴムはまだ部品が出たので新品に、バネはZ友達から譲ってもらったGZ32純正にしてみました。

自分で着けても良かったのですが、ちょっと白Zは色々不安なお年頃なので今回は主治医にお願いしました。
やっぱりちょっと素人では対応できない(気づかない)ことがあり、お願いして良かったです汗



ということで無事装着されました…されましたが、これはあまりに車高が高いのでは…?
純正より車高が高いような…?
馴染んだら多少落ち着くことに期待しておきます。。

減衰は全20段調整で、メーカー推奨はハードから緩めていって7-10段目ということなので、前後ともとりあえず真ん中の10段にしてもらいました。

以降は乗ったり調整したりしたら気づいたことを追記していこうと思います。

0-100キロ:
一般道…若干の突き上げ感があるがかなり当たりが柔らかく感じる、かなりフラットライドで速度感がない

高速…抜群に良く超快適。柔らかいから飛ばしたら怖いのかと思いきや、しっかり抑えが効いていて怖さは全くない、一般道で感じたフラットライド感がそのまま続く形

100-200キロ:負荷がかかっている時は良いが、1Gというかニュートラルな状態に近い時に、細かい凹凸を拾って細かい揺れが止まらないようなフィーリングがやや気になるようになってきた。

200-300キロ:距離が伸びるにつれて細かい凹凸をあまり拾わなくなって来た気がする。
相変わらず抜群に安定している、常に同じ挙動というか挙動の再現性があるところが良い、ということに気づく。

また、DB9は走り始め固く走るにつれてしなやかになるという特性があるが、あまりこのような変化がなく温度による変化(?)も少ないように感じられる。

最初左右Gが強い時に当然ロール量は大きいのでスタビが居るか?と思ったがロールはするもののしっかり粘るので今のタイヤグリップで私の低い運転技術なら十分な気がする。
前後減衰については今のところ不満が無い。まだ馴染む途中に感じられるのでしばらくこのまま乗ろうと思う。

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