Z32…その35、半年目の感想。-私的 Z32 インプレッション-

昨年の12月末に納車でしたが…事故修理で3ヶ月ほど入院していたので…実際には半年と少しくらい経った訳で、ここらで感想をまとめておこうかと思うのです。

まぁ…あれやこれやが壊れるだの直すだの、というのはその34で書いたのでそうではない部分を。

実は自分の車の詳細って紹介したこと無いなって思ったりして…。
納車の頃は完全に舞い上がってましたねw

私が所有するフェアレディZは
H7年式 GZ32 フェアレディZ Ver.S NA 2by2です。

特徴的なのはVer.S。
マニュアルエアコン、マニュアルシート、ABS無し、ASCD無し、オーディオオプション。
という走りの仕様…だけどTバールーフ笑
実際の所は廉価モデルだったのか…あの頃苦しかった日産が最低限のコストで別仕様車を作ったらこうなったのか…。

そんなわけで普通のモデルより相当軽いはずです。パワーシートは一脚20-30kgあると聞きますし…。
ただ。軽いのは良いのですが、足回りまで仕様変更する余裕はなかったらしく、1人-2人で乗るとちょっと跳ね気味で、3人乗るとちょうどいいしっとりした乗り味になります…。
その代わりに荷重がかかった状態では余裕があって、限界は高いと思います。ハイ。
追記。
この記事の後でフロントのアンダーカバーをきちんとつけたら60km程度から跳ねなくなりました。空力って凄い。
完全に高速道路専用車というのが良く分かりますね笑
追記その2。
久しぶりに高速を走ってきましたが…やっぱ最高ですね。
スピードを増すほどに挙動が安定する気がします。
100km/h程度でどこまでも行きたくなるようなスムーズさと安定性。
足回りも高速域では非常に快適で道路の繋ぎ目なんかも「タタン、タタン」という感じで軽やかです。
低速域での堅さが何とかなればなぁ…と思いますが…そもそも北米市場向けの車なので…。
アメリカのフリーウェイを飛ばすにはいい感じの足になっているんでしょう。

また、ブレーキのマスターシリンダーは少し小さめのもの15/16が着いていて結構しっかり踏まないと止まりません。まぁ、ABS無しなのですぐロックされても困るのですが…。
弱い弱いと言われますが、逆に言えば思いっきり踏んでもそうそうロックしないのでこのモデルについてはいいバランスだと思います。
ただし、絶対的には弱いので多少の強化は検討したくなります。
ATだとクリープも相まって悲劇的ですがMTならそこまでではないと思います。

ボディの剛性、についてですが…やっぱりこれは無いですw
K12マーチとかティーダとか最近の車と比べたらもうボディしなってるのが分かるレベルです。
が…まぁ、サーキット走るわけでも300km/h巡航するわけでもないので…正直問題ないかと…逆にこれくらいの方が100km/h以下で走っていて適度に楽しめるかな、という感じです。
ツンベとかべーえむとかと比較するのは間違いです。ってかそれが良ければそれに乗ってください…。
自分の車だけなのか…運転席に人が乗らない状態だと助手席の座席のロックが止まらないという持病があって…どんだけボディ歪んでるんだ…とちょっと心配になります。そのうち補強も少し考えようかな…。

エンジンはNAのVG30DEです。補機のメンテはかなり必要ですが、エンジン自体は非常に頑丈で20万キロくらいはどうってことないみたいです。
パワー的な意味で言えば必要十分、といったところでしょうか。100km/hまでの世界では全く不満はありません。
パワーの出方はかなりフラットで2000rpmも回しておけば十分走れてしまうトルクがあります。反面高回転で盛り上がる事はないのでフィーリングとしては頭打ち、いわゆる上がないエンジン、ということになるでしょう。
ちなみにZ32といえばターボなのですが、熱害が酷く補機類の痛みと格闘することに…自分の使い方ならNAで十分でした…。

とりあえず、概要はそんな感じです。

どんな車か、感覚的に言えば「所有欲を満たしてくれる車」でしょう。
絶対的な性能はなくても各部の劣化が進んでも雰囲気、オーラのある車です。
写真で見る以上に実物は大きいですし、格好は良いです。
良い意味で雰囲気で乗る車です、ただし走行性能もなめたらいけないくらいにはあります。
町乗りはともかくとして高速巡航はかなり快適ですし、飛ばしても空力的に安定してます。

愛車、にするには良い車です。まぁ、それなりに金は食いますけどねw

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