Z32…その5、

この件はGW前の話で、旅行に行ってた+学校始まった、で中々余裕が無く。さらに言えばこの件で若干というかかなり鬱になってた(る)。というのもあって、書くのが遅くなってる。が、それもまた一興。一応書いておいて損はないし、気晴らしにもなるかな。と思いながら、書くなう。

あまり金貯めてばっかりだと精神衛生上良くないし、そろそろ現実的な目標が見えてきたのでとある専門店で見積もりを出してもらった。

ま、予想通り現在貯まってる額ピッタリくらいだったんだけど、それじゃもちろん買えるはずもない。買うときにはアレコレ手を入れたいし、そもそも駐車場、保険だってあるわけで、ピッタリじゃ無理。

分かってる。

が、あまり貯めてばっかりだったので禁断症状的に実物が見たくなり機会があったので見積もりだしてもらった実車を見せてもらうことに。

久しぶりにお邪魔したお店はやっぱり専門店だけあって相変わらずZ32しか並んでない、むしろうわーっと並んでて圧巻だ。無駄にテンションが上がる。

小心者、というわけではないが基本的に低い姿勢なのでそろりそろりと尋ねると前回尋ねたとき接客してもらった&メールに対応してくれた方は別の用で忙しいらしく(人数的には小さなお店だからしょうがない)メカニックの方に対応してもらった。

で。

結局2時間くらいお話してもらったが、要は「買うな」って事が言いたいらしい。

もうちょっと細かく言えば

古い年式のクルマはとりあえずドンドン色んな所がダメになるから維持費が異様にかかる、だからやめておけ。
→もちろん、分かってる。

買うなら最終型がお勧めだ、他の型に比べて随分色んなところが改善されている、リセールバリューも悪くない、ただオリジナルで乗れ、フルオリジナルでこそ意味がある。それに重整備が必要になるまで幾ばくか余裕があるから金銭的に楽。ま、マジメに乗るならこれがお勧め。
→もちろん、分かってる。

逆に最終型以外は最早リセールバリューは無いに等しい、金に困って売りたくなっても、はした金にしかならない、どうせ売るハメになるならそんなの買うな。
→もちろん、分かってる。

どうせ、自分でクルマいじりとかしたいんだろうけど、Zは国産車の中ではかなり特殊な部類だからやめておけ、どうせいじって壊すのが関の山だ。
→そんなん、誰もやるつもりだなんて言ってない。

そもそも、スポーツカーって言ったって車重はアホみたいにあるし。ぶっちゃけ走り回りたいならやめておけどんな風に乗るかというビジョンがないなら考え直せ。
→分かってるし、だれもサーキット行って走りたいとも峠行きたいとも言ってない。

ま、そもそもまだ若くて何があるか分からんし、中途半端に乗って状態良い車を潰されるのはお店として嫌だ。どうせ維持できなくなってすぐ手放すことになる。
→…そうですか。

っていうか、Zはやめた方が良い。一生乗るって言ってる奴がすぐ降りたりするから。
→…そうですか、そうですか。

とまぁ、要約すればこんな感じなのだけど。ま、もちろんこんなぶっちゃけては居ないけど、言い方をいくら変えたって、どんな風な意識で自分に接してるのか位分かる。

金のない大学生風情に乗って壊されるくらいなら、売らない方がよっぽどまし。

そう考えてるのが分かりすぎるくらいに分かる。
それでもあえて反論しなかったのは直感が「この人に何を言っても無駄」と告げていたから。だと思う。

もちろん、全て正論ではあるし、実際金はそんなにあるわけじゃない。でもそれなりに現実的なプランはあって、実現可能だと思うからこそ、こんなクルマを選んでいるわけで、それを決め打ちであしらわれるのはかなり頭に来る。

が、しょうがない、その人はメカで別に人とコミュニケーションを取るのが仕事じゃない。金をもらってクルマを整備するのが仕事だから。金とクルマと仕事の関係から言えばまったく俺なんて客じゃないのだろうし、いい状態のタマを減らして商売に悪影響を与える可能性が高い存在、位でしかないのだろう。つまり、金とクルマの間ではかけた金の分クルマが良くなる、そういった価値観が絶対だ。その延長線上に居る人間は金を持ってる存在でしかない、金を沢山使う人間がクルマのために良い人間だ。

ならばこそ、いつか、金でその口をふさいでやる。と思って少しクルマ関係の予定を見直している、なう。

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