Z32…その26、事の始まり。-事故&修理記その1-

前の記事にも書いたとおり、しばらくホンダ ビートに乗っていたわけです。

そのはじまりと顛末についてまとめておこうと思うのです。

事が起きたのは3月の末、山梨県まで梅を見にドライブに出かけたときのことです。

帰り道、少し峠道を走っていこうか、と思い付き高速に乗らずそれなりにキツい山道を走っていました。

今思えば、色々と忙しく非常に疲れていて判断力が無くなっていたのです、その時点で。

攻める…ほどではないにしろ、それなりに快適なドライブを楽しんでいました。

左のヘアピンカーブに差し掛かって、ブレーキ→減速+シフトダウン→ハンドル回して→ターンイン。
対向車無し、アクセルGo!
Go!と踏んだら激しくテールスライド、テンパる俺。

実はこの時減速時に2速に入れたことをすっかり忘れ、3速のつもりでポーンとアクセルを踏んだ。
↓ここから体感的にはスローモーション

テンパりながら「あーこれはいかん…いかん!」とか思う。
とか思っているうちに車の頭はインを向く、「刺さる!」とハンドルを逆方向に投げる!カウンター!
と、アクセルも離さないと!アクセルオフ!
姿勢が回復して今度は頭がアウトに向きそう…!

スローになった視界のなかで考えてしまう俺。
①ブレーキ…このまま止める
②アクセル…姿勢回復
③ハンドル…姿勢回復

そう、考えてしまったのが運の尽き。
疲れてなかったらなんとかなった、かもしれない…

そうこうしてる間に車はアウト方向へ、操作はどれも中途半端に。
正面の岩壁に正面から…突っ込む!
あ、こりゃいかん(笑)

ガシャッ!

と、嫌な音と共に車は停止。
↑スローモーション終わり。

…衝撃はそんなでもなく、遊園地のアトラクションの方がキツいくらい…。
ボンネットから白煙…
「あー…やっちまった…」と凹みながら現状確認。

む、…意外と見た目のダメージは少ないのか…?

とりあえず動かしてみないことには…刺さったままも邪魔だし。
エンジンを再始動。お、普通にかかった…
リバースに入れて、バック、ハンドルをきって…明らかにハンドルの感触がおかしい…(泣)

ちょっと動かしてハザード焚いてボンネット開けてチェック。
一番怖いのはラジエーター等冷却水経路へのダメージ。…どうやら液体が垂れている様子はないが…不安、白煙はなんだろう?。

うん、エンジンルームは問題無さそうだ…普通に動いてるし。水温だけが不安。さて…ボンネットをしめて…しめて…ハイ、閉まらない…
ぶつかった右側のライトが微妙に奥に押し込まれている…フレーム修正確定…(泣)

で、段差をちょっとあり得ない向きで越えちゃった右前足回り…
…これは、完全にタイヤが外側向いちゃってる…うーん、ガタは無い。
多分タイロッドが曲がったんだろう…ま、走れないことはなさそうだ。

何せ、家まであと100kmあるのだ。
できるなら自走で帰りたいし、レッカーされるにしろできれば短い方がいい。

さて、ずっとアイドリングを続けているが水温に大きな変化は見られない。
いつまでも止まっているわけにもいかないし、覚悟を決めて走り出す。

道は下りなのでとりあえず転がして足回りの様子を見る、ブレーキも一応確認。
ブレーキに異常は無し。ハンドルはどうやら左に40度位きった所で車が直進するようだ(笑)

と、いうわけで、まさか高速に乗る訳にもいかないので、下道で延々と帰ってきました。
あーあ。
↑帰りに空腹が限界に達し寄ったファミレスにて。

それが、事のはじまり。

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