親父の洗車

車好きが高じてついにZ32なんて車を購入するに至った私ですが、こうした趣味のルーツはやはり親によるところも大きいと思うのです。

私の親父もそれなりに車は好きな類でミーハーなのであれやこれやと新しいモノは一通り追いかけてた(る)人。まぁ、今の若者が車に興味なさ過ぎなので…まぁ世代から考えれば普通の車好きです。
あんまディープな人ではないです。
そして、メカニズムに興味があるとか整備するとかではない車好きが運転以外で自分の車を楽しむといえば大部分が洗車。

小さい頃から見ていた我が家の車は常にツヤピカで、休みの日となれば洗車に励む親父を手伝っていました。
そんな、我が親父ですが洗車が趣味だけあって経験則から来る?ある洗車の方法を決めていて。
それは↓
・洗車機には入れない。必ず手洗い(まぁ…車好きとしては大原則ですが)
・ホイール→ボディ水で流し→プラセームで汚れ落とし&拭き上げ(洗剤は使わない)→固形ワックスがけ→タバコで一服(乾燥)→磨き→ノータッチ

どうでしょうか?
洗車マニアな人なら結構突っ込みどころがあると思うのです…w
まぁ…私も洗車マニア…ではないにしろそれなりに車は綺麗にしたい人なので、大きくなってからは色々思っていたわけですが…。

この洗車方法、労力を考えなければ結構綺麗に仕上がります。
ボディは水で流した後結構容赦なく拭くように擦るので小傷はつきますが、前もって流しているので深刻ってレベルではないし…親父は白系が好きなので目立たないのです(笑)

んが、この後のワックスが非常に大変。
親父はいわゆる半練りのワックスを愛用していて容赦なく見えるくらいガッツリ塗ります。そして完全に乾燥するのを待ちます。曰く「しっかり着く気がする」だそうで。
で、拭き上げるのですが…これが大変で小学生の頃低学年ではちゃんと拭ききれなかった記憶があります…固くて。
ま、これを気合いと根性で拭き上げれば完成というわけなのですが。

私が車を所有する年齢になれば親父もいい加減年な訳で…いよいよいかんのです目が。そして体力が。
そして現在の車は祖父祖母を乗せることを考えた7人乗り3ナンバーミニバン…と、来れば無理があるのです、この洗車方法は。
だんだん拭き残しが多くなってきて後から見ると汚い…そして、古いワックスが浮き出てきてしまう…恐らく体力の低下でそれまではバッチリ拭けていたのでしょうが、段々目も近くが見えないしチェックも甘め。というわけで、私がちょくちょくリセットを兼ねてワックスを完全に落とし多少磨きかけ直す、ということをしていたのですが…。
頻度と箇所がかなり多くなり段々手に負えなくなったので…親父に直談判し、何十年と続けた洗車プロセスを少し変えてもらいました。

それはフクピカの導入。

「洗車好きがフクピカは無いだろ…!」
という声もあるかも知れませんが…。まるっきりフクピカって訳じゃないのです。それじゃ親父がボケる…以前に納得しない笑
ワックスの部分だけフクピカにしてもらいました。
つまり、水で流して汚れ落として拭き上げて、その後フクピカ。
フクピカにも結構種類があって、その中の「艶」っていかにも綺麗になりそうな奴を使ってますがw
これで残った汚れも拭き取りつつ、ちょっと汚れた前のワックス分もいい感じで拭き取れるようなので拭き残しもなく、しかも水で洗って拭いた後で使ってるので1-2枚で事足りる。
色々都合がいいのです。

しかも、このフクピカ艶ってのが侮れなくて何十年と半練りワックスを塗り続けた親父が納得しちゃう撥水とその持続性、もちろん艶。
ちょっと高いのが玉に瑕だけど、拭き残しよりは良いと思って使ってもらってます。
本当はコーティングしても良いんだけど…あんま楽になったらボケそうだし…趣味だからやりたいように楽しくやるのが一番。
ただ、車は綺麗が良いという共通見解で…。
結局蛙の子は蛙なのでした笑

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